RSIとは、「Relative Strength Index」の略で、日本語では相対力指数と言い、チャートから一定期間の変動幅を切り取り、相場の値動きの強さを表すテクニカル指標のひとつでMT4で使えるEAでもよく使われています。現在の相場が「買われ過ぎ」なのか「売られ過ぎ」なのかを判断するための指標です。RSIは、1978年にアメリカのテクニカルアナリストのJ.W.ワイルダーによって発表され、彼は他にもパラボリックSAR 、ADI、ATRなどのテクニカルを指標を発表しています。MT4のEAによっては、このRSIが組み込まれているものもあります。
RSIは0〜100%の範囲でチャートに表示され、RSIが70%以上の場合は相場の値上がりが続いている「買われすぎ」状態を表します。一方、値下がりが続き20〜30%以下の場合は「売られすぎ」の状態であるとします。
RSIは裁量トレードだけでなくMT4のEAにおいてもよく使われており、非常に使いやすいテクニカル指標です。エントリーの際の条件にRSIを組み込んでいるEAも多くあります。ただし、上昇・下降の激しい相場のときにRSIに頼るのはあまりおすすめしません。他のテクニカル指標と合わせて使うことで、さらに相場の読みの精度を上げることができます。